塗料・塗装のよくある質問|長崎県長崎市のグリーム・ホーム

塗料や塗装の用語について、よくある質問をご紹介します。


<シーラーとフィラーの違いは何ですか?>

シーラーは素材・上塗りとの密着力を向上させ剥がれにくくしたり、吸込みむらを
均一にして、仕上がりのむら(つやむら・仕上がりむら)をなくすために使用します。
その他素材の強度を補強したり、アルカリ止めの機能をもつシーラーもあります。

フィラーは下地の面調整(段差など)や巣穴を埋めたり、仕上げ塗材を仕上げに
適する状態にするために使用します。

 

<耐候形1種とは何ですか?>

JIS A 6909 建築用仕上塗材で分類されている耐候形の最高ランクです。

耐候形には1種~3種の分類があり、1種に合格するには促進耐候性試験において、
2500時間経過後つや保持率が80%であることが必要になります。
この耐候形1種にはシリコン樹脂塗料・ふっ素樹脂塗料などが相当し、これらは
高耐候性塗料と呼ばれています。

 

<ターペン・ターペン可溶などの言葉を聞きます。このターペンとは?>

「ターペン」は天然樹木からとれるオイルであるテルペン油から変化した言葉です。

昔は、このテルペン油がペンキのうすめ液として使われていました。
現在、ターペンは石油の精製から造られます。組成は石油系炭化水素が主成分で、
灯油に近い組成です。
ミネラルターペン・ミネラルスピリット・塗料用シンナーとも称されます。

ラッカーシンナーに代表される強溶剤に比べて、刺激臭が少なく、また溶解力が
低いため旧塗膜への影響が少ないのが特長です。
合成樹脂調合ペイントやアクリル樹脂系非水分散形塗料やNADウレタンなどの
希釈剤として使われます。

 

<可撓性(可とう性、かとうせい)とは何ですか?>

「柔軟性があり折り曲げてもポキンと折れない性質」ということに近い性質です。
「弾性」と似ていますが、可とう性は伸びる性能は弾性ほど大きくありません。
その意味では「微弾性」という表現もできます。
事実、各社で発売している「微弾性フィラー」は、JIS規格では「可とう形改修塗材」
に分類されて
おり、試験項目も「可とう性試験」として直径10mmの鉄の棒にあて90度折り曲げる
ものです。

これに対し「弾性タイル」や「単層弾性塗材」と言われるものは、JISでは
「防水形複層塗材」、「防水形外装薄塗材」と呼ばれ、「伸び試験」という塗膜を
引っ張って切れるまでの伸長率の試験をおこなっています。

 

<屋根塗装後の「縁切り」とは何ですか?>

スレート材で構成された屋根は、その傾斜にあわせてスレート材を重ねてふかれています。
塗装過程では、スレート材の合わせ目に塗料が入り込み貼り付いた状 態になります。
その部位に小さな穴(ピンホール)ができていると、毛細管現象により雨水が逆流して
水漏れの原因になります。
この防止のため塗装後ナイフ・ 皮すきなどで詰り部の塗料を切ってピンホールをなくすこと
を「縁切り」といいます。

 

<ケレンとは何ですか?>

さび落とし・浮き塗膜除去のことで、「クリーン」が変化した言葉です。
ケレンの状態で1種ケレン、2種ケレン、3種ケレンなど分類され、このケレンの度合いが
耐用年数に大きく影響します。

 

<アクリルウレタンはポリウレタン樹脂塗料ですか?>

ポリウレタン樹脂塗料はイソシアネート化合物(硬化剤)とポリオール化合物の反応で硬化し、
ウレタン結合を持つ樹脂を言います。
現在、ポリオール化合物は アクリルポリオールが主流となっており、アクリルウレタンと
呼ばれます。
従ってアクリルウレタンはアクリル樹脂(アクリルポリオール)を用いたポリウレタ ン
樹脂塗料です。

 

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